【暮らしの見学会】こんなところを見てほしい。でも本当に大切なことは、家ではなく施主を見ることだったんです!
年初めのこの1、2月は、何かはじめようと決意される方が多い時期だと思います。
お正月に親族が集まった席などで、今年進めたいイベントの話をされた方も沢山いらっしゃるでしょう。
その最たるものが家づくりなのではないでしょうか?
企業側もそれをわかっていて、1月、2月のTVは住宅の取得などのCMをドンドン流して、そんな気持ちを煽ってきます。
今時の家づくりの流れって
さて、家づくり(マンションリノベーションも含めて)を考えはじめたらどのように進めて行きますか?
今でしたらSNSで気になる建築会社をいくつかピックアップして、資料請求し、展示場見学で本命を見つけて、家づくりをスタートさせる流れが多いのではないでしょうか?
ですが、家を建てたあとに「購入前にあんなに家づくりの勉強をしたのに、実際に建ててみたらどこか自分達たちが想像していた暮らしと何か違う•••」
そんな話も良く聞かれます(というか結構お聞きします)
以前施主様から「実家の母が自宅を何度もリフォームするたびに段々酷くなっていく」という耳を疑うような恐ろしくなるお話もお聞きしました。
スマートフォンの普及で、誰でも簡単に大量の家づくり情報を手に入れられるようになったにもかかわらずこんなことが起こっているのです。
住宅展示場、完成見学会では完成した家は見ることは出来るのですが、それはあくまで造り手目線から良いと思った住まいがほとんどです。
ですので、それを購入したとしても必ずしもそれが自分の理想の暮らしに沿ったもの、自分に合った住み心地の良い家になるとも限らないのが家づくりの難しいところかもしれません。
家づくりのレビュー探し
少しだけ話が家づくりから外れます。
今、商品の購入を決める大きな要因と言われているのが、先行購入者のレビュー、いわゆる口コミです。
皆さんもネットで商品を買う時など購入者レビューを見て、満足度の星の数や購入後の感想を参考にしているのではないでしょうか?
それが、どこの誰が書いたものかわからないレビューなのにかかわらず参考にしているのです、それほど口コミとは強いものなのですね。
だからこそ、人生でもっとも大きな買い物である家づくりこそ信頼のできるレビューが必要ではないか。
引き渡し後に日常の暮らしを本当に楽しみ、時折日々のことを送って下さる施主様を見ていて、カミヤスタイルとして本気で家づくりをお考えの方に何かお役に立てることはないか?
そんな想いで施主様の協力を頂き「その後の暮らし見学会」の開催をしています。
施主様からは、「神谷さんに見学会お願いしますって言われたあとは片付け大変なんだよー笑」
と言いながらも快く受け入れていただける施主様には本当に感謝しています。
さて、家づくりを成功させるコツは何か?
それは本命の建築会社さんに「御社で施工したお客様のところを訪問、見学してお話を聞かせてもらう機会はありませんか?」と直接レビューを聞く機会と建物見学をお願いしてしまうのです!
見学会で度々「建てた後も面倒見てもらえますか?」、「修繕の時に来てもらえますか?」というビックリするようなご質問を受けることがあります。
ビックリするのは、それをしない業者がいるんだということです。
OB施主の暮らしを見ることができないという業者さんでしたら、残念ですがご自分も建てた後にそういうお付き合いになる可能性が高いということになるでしょう。
もし、幸運にも訪問させてもらえるようなら、是非お家や暮らしを見るだけでなく、施主さんと担当者の関係も見逃してはいけません。
なぜなら、その会社に依頼したとき目の前の施主さんが未来の自分の姿なんですから。
本当はこちらを見ることの方が大切かもしれませんね。
最後に施主との関係性、受け取った家に対する満足度が高くないと「その後の暮らし見学会」の開催は不可能です。
このように、「その後の暮らし見学会」は住宅会社にとって意外にハードルが高いのです。
これはあくまで一例となりますが、家づくりをご検討の方はぜひご参考にしてみて下さい。
あなたの依頼したい、建築会社さんは何と言われますでしょう?