木のマンションリノベーション〜工事日記⑤〜

12月も残りわずかと言うのに、今年は真冬日⛄️と思う日がとても少ない気がします。
日中の現場作業だと暑い時もあります。

しかし、インフルエンザも流行ってきているようです。
うがい手洗いなどしっかり対策して気をつけて年末を迎えましょう❗️

 

先日の休日は、郡上八幡で開催された「南天まつり」へ行ってきました。
詳細は、またスタッフブログの方で書かせていただくようなのでお楽しみに。

初めてみる、南天玉。

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木のマンションリノベーション〜工事日記⑤〜

今回の工事日記はユニットバス工事についてです。

お風呂のリフォームをしないと、組立ての現場を見る機会はなかなかないと思います。

暗くて窓のないイメージのあるマンションのお風呂、洗面脱衣所を機械に頼らず通気性とひとつながりの開放感を出す為に浴室扉が透明強化ガラスの引戸仕様になっている『TOTOのシンラ』を採用しました。

サイズは戸建用の1616サイズ=1坪タイプ(1坪=畳2畳分ぐらい)
シンラはマンション用、戸建用共にありますが1616サイズは戸建用のみとなります。
戸建用をマンションに取り付けることが可能なんです。

■浴室工事中の様子

洗面・浴室には様々な管が集中しています。

ユニットバスは、大きくて内装工事が始まってからでは搬入・設置するのが大変なので先に施工します。
水道屋さんではなく、ユニットバス設備の設置専門の方に来てもらいます。(中にはキッチン取付もされる方もいます。)
メーカーさんのお話では「シンラ」は取付が出来る施工者が限られるようで、今回は岐阜から若い兄弟の職人さんが来てくれました。

床の仕上げ高さを確認して、下から組み始めます。
赤い○がレーザー水平器で映し出した基準になる高さです。
床→壁→天井の順番で組み上げていきます。ここは浴室、洗面脱衣、洗濯機の一角です。
浴室の壁をみると窓らしき形が・・・😆室内なのに?


写真の左側が、今回来てくれた職人さんが持っていた排水管の面取り道具。中に、削り取ったくずが溜まってます。
切断面は、ささくれのような切りくず(バリともいいます。)が残ってしまうのでこの道具で削って面取りします。
(赤印参照:排水パイプのふちが丸くなってます。)

配管の接続を確実にし、スムーズに組み上げる為です。
これを残したまま管・継手に組んでしまうと、接続不良を起こしたりして水漏れなどを起こす原因となる場合があります。
ひと手間かけて、きちんとおさめる事がものづくりでは大切だと思います。

写真を写してなかったので、イラストにしてみました💦

パイプを切断すると、切り口にささくれの様なカスが付いたまま残ります。緑色○を参照。
どうやって削るか?
切り口の外側は凹んだ方で、内側は山になっている方で削ります。
ささくれが取れて角が無くなった切り口は差し込みやすくなります。
パイプに限らず、切り口がきれいだと綺麗に仕上がりますよね✨

きちんと丁寧なお仕事をされる方は、とても貴重な職人さんです❗️
うちの現場に施工に来てくれて本当にありがとうございますって気持ちになります✨
他業種さんの道具を見るとこんな物もあるのか〜🤔と楽しくなります。

職人は無口だったり、ぶっきらぼうなイメージがあるかもしれませんが、そんな方ばかりじゃないです。
今回来てくれた若い2人の職人さんとも沢山お話させていただき勉強になりました。

一つの住まいを作り上げる施工現場は、大工でもある自分だけではが出来ないので色んな職人さんの力が必要です。
一人一人が丁寧な作業をしていただける職人さんが多いのでありがたいです。

とっても重い透明強化ガラスの取付。
兄弟の息がピッタリ♫
テープとダンボールなどで、きっちり養生。
壁と浴槽の間などの水廻りを、しっかりコーキングします。
いよいよ完成です!!
右側の窓はどうなるのでしょう〜🎶お楽しみに😆
職人さん、お疲れ様でした。

1日の疲れを癒す場所でもある浴室はこんな風に取付されます。
まだ養生がついた状態なので良さが伝わりにくいのですが、ここから工事が進み素敵な空間になっていきます♨️

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