木のマンションリノベーション工事日記② 城下町ベジタブルベース 解体工事
カミヤスタイルがマンションリノベーション解体の際気をつけていること。
前回のブログはこちら→木のマンションリノベーション工事日記 城下町ベジタブルベース編①
集合住宅での解体 戸建住宅との違い
私がマンションでの工事の際いつも頭に入れていることがあります、 「それは工事をしているのはこの部屋だけであって、他にお住まいの方は普段通りの生活をしている。」 ということ。
周囲の皆様にご迷惑をお掛けすることは同様ですが、戸建の建物でしたら、もちろん周囲の皆様にご迷惑をお掛けしますが、自分の建物だけで工事は完結します。
しかし、集合住宅のマンションのエントランスは1つしかありません、普段の生活をされているところに解体した廃棄物を搬出させていただくのですから、住民の方からすれば正直邪魔以外何でもありません。
更にこれから解体工事で騒音、振動が必ず出てしまいご迷惑をお掛けするのです。
壊すことよりも大切な前準備!
解体作業自体はポイントを押えて、丁寧に行えば難しいものではありません。先にお話したように「ご迷惑をお掛けしている」これを踏まえて工事で気をつけていることが幾つかあります。
1.「しっかり挨拶をしてお声かけしてもらいやすい雰囲気をつくる」
現場で作業する職人さんはどうしても寡黙で近寄り難い(実際そんなことはないのですが・・・)というイメージがある方が多いと思いますので、こちらからご挨拶するように心がけています。
そうすることにより、工事中にお気づきのことがあった場合、お住まいの方に少しでも、声を掛けて頂き易い雰囲気になればと思っています。
2.「共用部分の養生を綺麗にきちんとする」
解体の際 当たり前のことですが、お住まいの方の共用スペースを使わせて頂いていますので養生をしっかりします。
一手間掛けて、はじめにしっかり養生しておけば解体工事中に剥がれることも少なくなり、結果効率良く作業できます。
尚かつできるだけシワにならないように養生シートを敷いて、テープは真っ直ぐ貼るようにしています。単純な作業ですが、これがコツを掴むまで意外に大変だったりします。
また、はがれたテープ、破れたシートはだらしなく見えるので、その場合気づき次第補修します。
こんなテープ、シートの貼り方など、ちょっとしたことですが「できる限り美観を損なわない」よう養生するように気をつけながら作業しています。
3.「事前に工事車両の駐車位置、解体物の搬出路計画、工事中作業員が使用できるトイレを下調べしておく」
高層階になると搬出路はエレベーターしかありませんが、低層階であれば重量物以外はできるだけ階段を使うようにしてます。エレベーターは一台のところが多いのでご不便をお掛けしないようにすることと、汚すリスクを少なくするためです。
トイレは戸建の工事のように仮設トイレを設置できないので、付近に使用が可能なトイレがあるかどうか事前にチェックしておきます。マンションリノベーションの工事ではこのトイレ探しがとても大切です。
今回、幸いにも近くにトイレがありました。
そしてゴミを搬出するトラックを駐車するスペースはマンションにはありません、出来るだけ邪魔にならない場所に置かせて作業させて頂きます。
もし、ご迷惑をお掛けした場合、直ぐに連絡が取れるように窓ガラスに私と解体チームの責任者の携帯番号を掲示しておきます。
4.「万が一の場合の連絡手段を用意しておく」
先に解体工事は多くの皆様にご迷惑をお掛けしがちな工事であることをお話しました。
駐車スペースに車両を停めさて頂いたり、エレベーターを使用させて頂いたり、音や振動がどうしても出てしまいます。
近隣にお住まいの皆様が、何かお気づきのことがあった場合直ぐに連絡が取れるよう工事開始前にチラシをポスト投函してお住まいのの皆様に連絡が取れるよう携帯の番号をお伝えしておきます。
工事をしているこちらも何かあった場合直ぐに対処できるので、安心して作業させてもらえるのです。
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カミヤスタイルは、愛知県刈谷市にあるつくり手の顔がきちんと見える小さな工務店です。
ひとつひとつ、一棟一棟に造り上げていきます。
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